ココアの抜歯手術・第一章
ところでココアは、抜歯手術を受けるのが今回初めてではありませんでした。
I動物病院でやっていただいたのですが、その前に去年の春から長くS動物病院にかかっていて、そちらで二度、手術しているのです。
一度目は去年。難治性口内炎は抜歯でだいぶよくなるという話を聞いて、S病院でも勧められたので、お願いしました。
過去記事を見たら、去年の7月だった。
で、一応奥歯をぞろっと抜く予定だったはずなのですが、蓋を開けてみると、「そんなにひどくなかったから」と、なぜか奥歯一本だけの手術で終了。
口内炎はまったくよくならず、その後も週3での通院が続きました。
その状態のまま年末にI動物病院に移ります。
それから月2回程度の注射を繰り返し、通院はだいぶ楽になったのですが、口内炎のほうは相変わらずよくならず、再度手術で抜歯することになりました。
そこでI病院で告げられた費用が、およそ7万円です。出せない額ではありませんが、年末に亡くなったきなこ以外にも軽い口内炎を起こしている猫さんはうちには複数いるので、先々みんなに似たような手術が必要となるとどんなものか、と考える金額です。
で、1回目の手術を受けたS動物病院に相談したところ、費用は1万円程度で、Iでは難しいからできないと言われた犬歯の抜歯も可能だとのこと。
実際に知り合いの猫さんが犬歯の抜歯手術をSで受けており、そのときも1万円程度で、歯肉炎が治った、という話も聞いていました。
その話をIで話したら、費用と犬歯で大変驚かれて、
「うちでは費用的にも技術的にも無理なので、ぜひそちらでやってもらってください」
と快諾というか許可されたというか。
S→I→S、と戻ったわけです。
今年の5月くらいでしたか、わたしが退院して通院治療が始まる前だったと記憶しているのですが、S動物病院での2度目の抜歯手術をお願いしました。
ちなみにこちらの病院は、朝イチじゃないと(たまに朝イチで行っても)獣医がいないという高確率で留守の多いところなのですが、代わりにというか、いきなり
「今日これから避妊手術お願いします」
とか電話をかけても、9割方受け付けてくれます。診療体制が全然違うんでしょうね。
で、2度目は「くれぐれも全部抜歯してください」と、前回1本だけだったことを指摘して、じゅうじゅうお願いしました。
結果は、次の第二章で!
1回目の手術を受ける少し前、すずしろ&ごぎょうちゃんと。
まだ小さかったなこのふたり!