雑種の素晴らしき日々   ~村の猫部の村民日記~

主に猫の、保護活動と里親募集を個人で行っています。全員が元保護猫であるうちの猫ずの日常もたまにご紹介します。

七草すずしろとごぎょうちゃん、出戻ってきました

 

さて、ついったで叫んだので気にしてくださった方も多いと思いますが、七草すずしろと七草ごぎょうちゃんが、出戻ってきました。

 

トライアルに行った当日、3月19日の日記はこちら。

muranonekobu.hatenablog.com

 

その翌々日の日記はこちら。

muranonekobu.hatenablog.com

 

たくさん拾った猫を育てて、猫部屋もあるおうちで、猫写真のアルバムも持ち歩いていて、という方から、あっさり「お返ししてもかまいません 引き取りに来て頂いていいですよ」と言われるとは。

 

 

こまかいことを記述するとばかばかしい話になるので、かいつまんで経緯をお知らせします。

かいつまんでもかなりくだらないので、暇でしかたない、という方だけ読んでください。途中で嫌味な言い方もたくさん出てきますのでご注意ください。

 

ふたりは里親募集サイトに載せていたのですが、わたしはそういうサイトがとても苦手で、かつ日々の猫の世話で日常が手一杯なので、サイトの管理は「時々の会」さんにお願いしていました。とはいえ時々さんも体調が悪かったりずっと犬を預かっていたり、とヒマなわけではありません。

サイトでは譲渡費用として避妊手術代5500円と書いてあったのですが、今回すずしろとごぎょうちゃんがトライアルに行ったTさんには、トライアルからしばらくたった4月10日にラインで、ワクチンも2回ずつ打ってるから実はもうちょっとかかっている、と結局2万円で同意していただきました。

※ 金額については少々紆余曲折があったのですがささいなことなので割愛します

 

これはわたしのミスなのです。サイトでは書いてある金額以外のものを請求してはいけないことになっており、わたしもそれを知っていました。

が、サイトに書いていなかった理由は上記のように、多忙でサイトが管理できなかったからで、費用は実際にかかったものの一部でしかありません。

 

それを7月7日になってTさんが、「サイトの規約に違反している」とこちらに言ってきたのでした。

 

正直、お金はどうでもよかったのですが、3か月もたって以前同意したことに異議を唱え出したこと、さほどの金額とは思えないのにそこに絡んできたことが解せなくて、ここからもめます。

「多忙だし我々(=時々の会及び猫部)は病気でいろいろ手が回らない」と説明しても、「あなたの言ってることは言いのがれです」「メールはかなり長文 病気とは思えないです」とこちらを嘘つき呼ばわりし始めたので、この段階で時々さんからは「トライアル期間だからキャンセルしたほうがいい」と言われます。

 

わたしもたいへん嫌な気分でしたが、3か月半もトライアルに行ってるのにここでふたりを帰してもらったら、その後Tさんの人生の大変な心の傷になるのではないか、いつまでもふたりのことを考えて悲しむのではないか、と余計な心配をしてしまいました。

それでやりとりを続けたのですが、「規約は規約ですよ!?」と絵文字多用で叫ぶわりには、「事前にはっきり金額を提示すればよかった」と(事前っていつ??)自分の言説を否定するような物言いも出始め(※ たぶんご本人は自分の言ってることが矛盾だらけであることにまったく気づいていません)、だんだん何が言いたいのかわからなくなっていきます。

実際ラインでも、「どういう意味ですか、〜ということでしょうか」と何度確認したことか。確認しても理解できる返事は来ませんでしたけれど。

 

この段階ですらわたしは、わたしにとっては面倒な人だけれどそれは向こうもわたしのことをそう思ってるだろうし、猫ずにとっては悪いにんげんではない、と疑っていなかったのです。

だから急にあっさり「2万円お支払いします」と言われ、「急に態度が変わったのはなぜですか」と尋ねたら「感情的だと」と言われ、相手が2万円でいいといった理由が支離滅裂で誤解を含んでいたのでそれを指摘したら(※ 何言ってるかわからない人相手に論理的に交渉しようとしたわたしを嘲笑ってください)「やっぱり(ふたりで)11000円になる」と言われ、次の瞬間に「お返ししてもかまいません」と言われたときには、目が点になりました。

 

つまり、どーーーしても9000円よぶんに払いたくなかったんですね。

かわいがってくれてると思ったのが間違いで、その程度の扱いだったと見抜けなかった自分を、せいだいに恥じました。すみません。

 

すぐふたりを迎えに行って、ラインでもインターフォンでも「玄関前にキャリーを置いてください」と言われ、コロナをおそれたんですかね。そうですねわたしがウイルス保持者の可能性がありますからね。

結局「キャリーの開け方がわからない」と玄関に入れられて対等しましたが、Tさんは一度もこちらの目を見ませんでした。

 

 

Tさんは最初から、何を言いたいのかよくわからないことが多い方でした。

早く正式譲渡手続きをしたいというのででは来週、と連絡したら、「コロナなのに!?」と得意の絵文字で延期となり、まあそれが幸いしたわけですが。ほかにもいろいろこまごま意味不明なメッセージがたっっっくさんあって、今回学んだことがあるとしたら、話が通じない人とは意志の疎通が難しいのだから、そういう人は早めに切り捨てたほうがいい、ということです。

5月まで住んでた貸家の大家さんにすごく似てます。コミュニケーションがうまくいってるときはすごくいい人なのに、思い込みが激しくて自分がいちばん正しいと思っているので、ひとつ納得いかないことがあると全力で長文で上から目線で文句を言うタイプ。あと「その筋に訴える」系のことも言います笑 

ちなみに「病気とは思えない」系の失礼な発言に関しては、一度も謝罪や訂正はありませんでした。

まともな社会人なら、一度や二度はこんな人にぶちあたってると思いますが。猫が巻き込まれたのが気の毒でした。

 

 

とにかく取り戻せたからもういい!

すずしろとごぎょうちゃんはいきなり新居に来ちゃったわけですが、わたしのことは怖がっていないので、覚えてくれていたようです。他の猫ずとの距離は、まだ1日しかたっていないのでまだまですが、そのうちまた仲良しに戻るでしょう。

 

ついったで出した第一報の写真は、ちょうど1年くらい前、生後4か月くらいの頃のものでした。

 

昨日は何時間もキャリーから出てきませんでした。

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きょうだいに久しぶりに対面しても、相互に忘れてました。そのうち思い出すでしょう。

七草は結局、せりちゃん以外全員まだうちにいる……。

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隠れようとりんご箱棚に詰まったすずしろ。

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いまさっき、突然膝にのってきたすずしろ。 

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ごぎょうちゃんはまだ、うちのいちばん奥に隠れています。

ゆっくりうちに慣れようね。