ノワールくん、点滴する
さて、我が家の猫たちも現在通院中のひとが6にんもいて、なかなか大変です。
こちらは家庭内野良のノワールくん。
家庭内野良とは、野良猫気質の触れない猫のことで、家の中にいる野良さん、って感じの生活をしている猫のことです。保護したものの人馴れせず。譲渡できずに残った猫さんなんかがこう呼ばれます。うちにもなんにんかいます。
こういうひとたちが病気なんかになると、捕獲できないし投薬もできないし、大変なのです。
ノワールくんはカリカリを食べなくなったので、タオルで包んでキャリーに入れて病院に行ったところ、腎不全レベルで腎臓の数値が悪い、と診断されました。
それで自宅で点滴を開始。
ノワールくんは暴れるタイプではなく、固まって動かなくなるタイプなので、少量ずつなら点滴も可能です。
こちらは去年の夏、やはり腎不全レベルと言われ、同様に自宅で点滴していたジョジョ。2、3日おきの補水を1か月半ほど続けて、なんとか回復しました。
ジョジョがかかった病院では、生理食塩水なんだから過剰なら排出されるだけだから、とにかく補水が重要、と一度に300ミリとかがーっと入れる治療をしました。それだけ入れると水が皮膚の下にたまるのが目視でわかります。重くなります。
いまノワールくんがかかっている病院では、腎臓が悪いわけだから水分を入れすぎるとそれも腎臓の負担になるので一度に80ミリ程度、と言われています。
かかりつけのふたつの病院はこのように治療方針と内容がだいぶ違うので、猫の状態を見て使い分けています。
ノワールくんはクッションの下などにもぐるタイプのひきこもりで、そこでそのままおしっこしたりするので、なかなか大変なひとです。
昨日はベッドを2個洗濯して、ベッドが載ってる椅子も散々掃除して、カーペットのおしっこも拭き取って。
さらにノワールくんのよだれに血が混じっていたので今日病院で診てもらったら、口内炎も発症しており、牙の近くの一部の皮膚に壊死も見られるとのこと。うう。
まずはなんとか少しよくなって。