雑種の素晴らしき日々   ~村の猫部の村民日記~

主に猫の、保護活動と里親募集を個人で行っています。全員が元保護猫であるうちの猫ずの日常もたまにご紹介します。

保護時のギンコ

 

ギンコをご紹介します。

 

 

ギンコは2016年にうちにやってきました。

隣県の友人宅の天井裏で、野良さんが子猫を生みました。壁の間に赤ちゃんが落ちてしまって、友人は(貸家なのに)壁に穴を開けて、赤ちゃんを救出したのです。

それがこちらの「さつき」。

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それから数日後、もうひとりの子猫が別の壁のあいだに落ちて、友人は2個目の穴を開けました。

それがこちらの「めい」

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ふたりとも乳飲み子でしたが、友人はにんげんの赤ん坊を育てたことがあり、当時在宅での勤務も多かったため、数日ミルクやりを頑張ってくれました。その後娘さんのアレルギーの症状が強くなってしまい、わたしがふたりを迎えに行ったのです。

 

で、屋根裏にお母さんがいるらしい、という情報に基づき、お母さんの捕獲を試みます。それがギンコです。

1日であっさり捕まったのですが、シャーシャーという威嚇が激しくて触れず、さつき&めいと対面させるも面倒を見るようすもなく、親子じゃないのかなあ、と思いながら、とりあえず我が家でケージへ。

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面倒みてくれないなら、ギンコは野良気質が強いから、避妊手術をして元いた場所にリリースしよう、ということになりました。

それからわたしはさつき&めいのミルクで忙しくなって、ギンコはそのまましばらくケージで暮らしてもらっていたのですが。

 

捕獲から62日後。

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赤ちゃんが生まれました……。

 

62日ってことは、捕獲した前日とかの交尾だったんですね涙

※猫の妊娠期間は62〜63日

うちで無事生まれてよかったけど、すでにさつき&めいがいるのにどうしろっつうの、と頭がくらくらしました。

 

だんだんだんだんデブになってきてたので、ちょっと妊娠を疑って、この頃は毎朝祈るような気持ちでケージをのぞいていたのですが。

外出して帰宅して、ケージをのぞいて生まれないってほっとして、ひるねして起きたら、3にん増えてた涙

捕獲した次の日にすぐ避妊手術してればよかったんだけど、県境の第三者の家を経由したなどの事情もあり、なかなかすんなりいかず。

生まれてしまえばかわいいし、手術しなかったことへの後悔は薄れていきました。

 

なおさつき&めいは、半年ほどしてきょうだい一緒にもらわれていきました。

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つづく。