保護時のギンコ
ギンコをご紹介します。
腎臓の数値がかなり悪く、干からびてるとまで言われた永世預かりのギンコ。昨日病院で注射して、補水の点滴は毎日になりました。この10日ほどほとんど食べてくれなかったけど、昨日のジョジョにあやかって試しに腎臓サポートを出してみたら、3分の1位だったけど久々に食べてくれた涙 ありがとう pic.twitter.com/rLc6CK9Wmj
— 村の猫部【保護猫里親募集@岩手】🐾a CatHouse bythefootofthemountain (@catmansionmura) 2020年11月25日
ギンコは2016年にうちにやってきました。
隣県の友人宅の天井裏で、野良さんが子猫を生みました。壁の間に赤ちゃんが落ちてしまって、友人は(貸家なのに)壁に穴を開けて、赤ちゃんを救出したのです。
それがこちらの「さつき」。
それから数日後、もうひとりの子猫が別の壁のあいだに落ちて、友人は2個目の穴を開けました。
それがこちらの「めい」。
ふたりとも乳飲み子でしたが、友人はにんげんの赤ん坊を育てたことがあり、当時在宅での勤務も多かったため、数日ミルクやりを頑張ってくれました。その後娘さんのアレルギーの症状が強くなってしまい、わたしがふたりを迎えに行ったのです。
で、屋根裏にお母さんがいるらしい、という情報に基づき、お母さんの捕獲を試みます。それがギンコです。
1日であっさり捕まったのですが、シャーシャーという威嚇が激しくて触れず、さつき&めいと対面させるも面倒を見るようすもなく、親子じゃないのかなあ、と思いながら、とりあえず我が家でケージへ。
面倒みてくれないなら、ギンコは野良気質が強いから、避妊手術をして元いた場所にリリースしよう、ということになりました。
それからわたしはさつき&めいのミルクで忙しくなって、ギンコはそのまましばらくケージで暮らしてもらっていたのですが。
捕獲から62日後。
赤ちゃんが生まれました……。
62日ってことは、捕獲した前日とかの交尾だったんですね涙
※猫の妊娠期間は62〜63日
うちで無事生まれてよかったけど、すでにさつき&めいがいるのにどうしろっつうの、と頭がくらくらしました。
だんだんだんだんデブになってきてたので、ちょっと妊娠を疑って、この頃は毎朝祈るような気持ちでケージをのぞいていたのですが。
外出して帰宅して、ケージをのぞいて生まれないってほっとして、ひるねして起きたら、3にん増えてた涙
捕獲した次の日にすぐ避妊手術してればよかったんだけど、県境の第三者の家を経由したなどの事情もあり、なかなかすんなりいかず。
生まれてしまえばかわいいし、手術しなかったことへの後悔は薄れていきました。
なおさつき&めいは、半年ほどしてきょうだい一緒にもらわれていきました。
つづく。