その後のギンコ
さつき&めいも、ギンコの3にんの赤ちゃんも、みんな無事もらわれていきました。
さて残されたギンコです。
その時点で、妊娠期間の2か月+子育て期間の4か月、捕獲から合計半年が経過していました。
季節も秋。半年も保護した猫を、避妊手術してリリースなどと、しかも冬に向かう季節に、することはいくらなんでもひどすぎます。
そんなわけでギンコは、相変わらず触れずシャーシャー威嚇する猫のまま、我が家で(里親さんを探すのは最初から諦めて)永世預かりとなったのです。
ギンコは当初から目の調子がよくなくて、やぶにらみの猫でした。
瞬膜が眼球に張り付いてしまっていたので、一度手術したのですが、あまりよくなりませんでした。今でも目やにとハナがひどいので、毎食拭いています。
この頃は出産後であることもあり、丸々と太っていて、見た目は穏やかでした。
意外に、ワンコも平気。
気難しいながらものんびりと、ずっと我が家で暮らしていて、ごはんのときには名前を呼ぶと返事をするくらいにまで馴れてきたのですが。
数か月前から急にごはんを食べなくなり、腎臓の数値が悪いと言われて点滴を始めたギンコ。
11月後半の2週間ほどほとんど食べてくれず、激痩せしてしまい、その頃の体重は2キロほどでした。もともと丸さのわりには小柄でしたが、今は少し戻ったものの、それでも軽い! 骨張っちゃってるし。涙
注射もあまり効果がなく、薬を飲ませるのは無理。ウェットフードを出したりカリカリの種類を替えたり、いろいろやってもあまり効果がないので、点滴を毎日にしましょう、と獣医に提案され、やっています。
なんとか食べてくれるようになったけれど、そうはいっても以前の1/3〜せいぜい半量。ごはんのときにまた返事をしてくれるようになったので、なんとか食べられそうなものを手を替え品を替え試しているところです。
最新のギンコ。
返事をするギンコ pic.twitter.com/cPDGeECSaQ
— 村の猫部【保護猫里親募集@岩手】🐾a CatHouse bythefootofthemountain (@catmansionmura) 2020年11月30日
野良さんやってお母さんやって、小さいからだで頑張ってきたギンコ。うちに来て4年、年齢もあまりよくわかりません。若いと思ってたけど、そうでもなかったのかな、過酷な野良生活が悪かったのかな。
問題が腎臓なだけに簡単ではありませんが、頑張って穏やかに暮らしてほしいです。