うさこさんの思い出
昨日、猫ずにワクチンを打ちました。
うちの猫さんたちは数も多いし触れない猫も複数いるので、「ワクチンのために」病院へ行くのは本当に大変です。病気だったらもう通うしかない、でもワクチンは緊急性がないうえに「全員」ですからね。
かかりつけのS動物病院は、よそに比べていろいろ安いです。でも院長がとにかく(往診に出ていて)不在なので、行ける時間が朝の2時間くらいしかない。それでだいぶ以前、ひとりくらいいいだろう、とすぐ近所の病院で打ってもらったところ、想定よりずっと高くて、Sの「3倍」の価格でした。
まあ そこは料金だけじゃなくて説明で納得できないこともあったので、うさぎのうさこさん以来使っていません。
こちら2013年に保護したうさこさん。病院の帰りに外をうさんぽしたとき。
※ うさこさんは足が痛くて走れませんでした
高齢で病気持ちでしたが、やさしいご家族にもらわれていきました。
そのお宅はそれより以前に、うちから子猫をもらっていってくださったおうちでした。
その子猫、ちょんちゃん。2011年12月。勉強しにきた客の膝の上にて。
もともとウサギ飼いのおうちで、「あこがれの」猫をサイトで探していて、うちにいた(女の子なのに)チョビヒゲのちょんちゃんを選んでくださったのです。
わたしがウサギのことを覚えていて試しにメールで連絡してみたところ、うさこさんも家族として迎えてくださることになった、そういうおうちです。
うさこさんは病院で「ミニウサギだけどミニウサギにありえないほど大きい」とか言われて、牧草も食べてくれないしトイレを使ってくれないし、高齢で病気になって、そのせいで捨てられたのかもしれません。
宮城県まで車で引き取りに行ってきて、うちに居候したわけです。
子猫用にもらったうさぎケージがうちにあったもののうさこさんには小さすぎたので、犬用サークルに入ってもらっていたうさこさん。
ペットシーツを敷き詰めて、一日の終わりにシーツをコロコロウンコごと回収して交換する、というやり方。サークルを部屋の隅に沿って立てて全部にシーツを敷き詰めて、通路みたいにして運動してもらったりしてました。
関西のうさぎ専門店の方にいきなり問い合わせてアドバイスをいただいて、牧草も一度無料で送っていただいたのですが食べてくれなくて、毎日スーパーからキャベツの外のやつをもらってきたり、クローバーとかシロツメクサとか詰んできたり。
でもそんな食生活で歯が伸びてしまっていたので、手術しました。そのあと脚のほうにがんが見つかってこれも手術。
うちに2か月滞在してほとんど毎日病院に通って、やっとちょんちゃん宅にもらわれていきましたが、大事に大事にされて好き勝手家中走り回って、よい晩年だったのではないかと思います。
S先生は馬とか大型犬とかが好きで往診して自分でも飼ってて、大きい動物向けの人なのかと思っていたのですが、大きさは違っても馬もうさぎも草食動物だから似てる、とあとになって聞きました。
次にうさぎを拾ったらまた一緒に暮らしたいです。
猫とも共存してたし。
こちら、うちに来たばかりのベージュくん。
冒頭のワクチンの話、次回に続きます。