トイレの工夫2
システムトイレは現在、デオトイレ(大1個、普通サイズ2個)とニャンとも清潔トイレ(普通サイズ1個、ケージ暮らしの猫ずのための子猫用2個)、加えて楽ちん猫トイレ(崩れる砂を使うタイプ、2個)を使っています。
システムトイレには砂とおしっこ吸収シートの消耗品が必要ですが、今まで費用をケチって安めの汎用品を使っていました。
が、新しいトイレをいただいた頃から思うところがあって、デオトイレとニャンともの消耗品もそれぞれ純正品に変えてみたのですが。
とてもよいです。
<砂>
汎用品(ひのきのチップ):
いちおう崩れない砂だけど、けっこうすぐ崩れる。崩れたチップがすのこに詰まってすぐ汚れる。掃除がとっっってもたいへん。
わりと早くクサくなる。
純正品(シリカ系):
ぜんっぜん崩れない。ゆえに当然すのこにも詰まらない。におわない。
<シート>
汎用品:
必ず漏れる(どこから漏れてるのかよくわからない)。シートの裏側、ビニール張りのところがおしっこで濡れる。わたしは下に薄い使い捨てのペットシーツを敷いていました。たまにそれすら漏れていくことがありました。
猫が多いのでほぼすべてのトイレで毎日交換が必要。
純正品:
まっっったく漏れない。
おまけに吸収力が高くて交換回数が減りました。ひとつにつき2〜5日に1回(設置場所によって使われる頻度が異なるため交換回数も違う)。
なお、純正品のシートはなまじ吸収力があるためについつい長く使ってしまうのですが、長すぎると(純正品でも汎用品でも同じですが)おしっこの量がシートの吸収可能な量を超えてしまい、交換のために持ち上げたときにこぼれてしまいます。
持ち上げるのに慎重になるとしても捨てたあとで漏れてしまうので、シートは他の薄い、安いペットシーツにくるんで捨てましょう。わたしはケージでマップが使ったシーツ(トイレをほぼ使わずおしっこダダ漏れなので敷いてある)とか、誰かの粗相を最初に拭くのに使ったシーツとか、そういうのを畳んでおいてくるむのに使っています。
手間、ニオイ、そしてなにより交換回数が少ないことを考えると、確実に純正品のほうがお得です。システムトイレをお使いの方には、純正品を使うことを強力にお勧めします。
デオトイレとニャンともはシートのサイズが違うので、特に理由がなければどちらか一方にしたほうが、消耗品を何種類も揃える必要がないので簡単だと思います。
本体価格はニャンとものほうが、ちょっとというかけっこう高かったような。
デオトイレはフードもヘルメットみたいにオープンにできるのがかなり便利。
消耗品も、ニャンともにはシートだけでなくマットタイプがありますが、シートは手で交換できるのに対してマットはそれが無理だし、トレーが直接汚れるので、おすすめできません。ニャンともにマットしかなかった時代には、わたしはマットの下に薄いペットシーツを敷いていました。
デオトイレ:
ニャンとも:
子猫用のトイレはケージに入れるのにもいいサイズですが、こちらはニャンとものほうが使いやすいです。デオトイレは片手で持ち上げることができないのがとっても不便。耳の位置におしっこたまるし。
デオトイレ:
ニャンとも:
トイレは、こまめにそうじして消耗品も本体も適宜交換していけば、ニオイがひどくて困る、ということはそうそうないですね。
そうはいっても一日中外で仕事して帰ってくるとさすがに家の中が大変なので、朝から出勤の日はできるだけ昼休みに一時帰宅するようにしています。
なお、崩れる砂を使う楽ちん猫トイレは、シートも砂も交換が不要、崩れた砂をためておくトレーも(大きいので)かなり長いこと使える、しかも(フラップ扉のおかげもあるけど)ほんとーーに臭わない。ととてもいいトイレですが、なんか座面? 床面? が高くて子猫はのぼれず、中が狭く感じるのか入りたがらないひとがいます。フラップ扉が嫌いなひともまれにいますが、その場合はフードなしか、扉をはずせばいいかな。
トイレはいろいろな種類を準備すると消耗品も数が多くなって、在庫管理も大変です。
うちは里親さん募集中の猫がいるので、よそに行ってもいろいろ使えるように、というもくろみでいろいろ使っていますが、猫さんの好みに合わせて見つけてやってください。