子雀
今日は哀しい話です。
そういうものに対する耐性が弱まってる人は、読まないでください。
たぶん巣から落ちた子雀。
ここまでだいぶ歩いてきたようですが、段差にも阻まれ、
こうして並んでみると、羽がまだ未熟でまったく子どもであることがよくわかります。
で、見張ってたのに。
羽音が聞こえた次の瞬間に、あっさりカラスにさらわれてしまいました。
再びエサを運んで来たお母さん、私の車の屋根の上で、呆然。
カラスだって生きるために必要なことだってことはわかる。
仮に野鳥を助けたってたぶん死なせる結果になることもわかってる。
それでも無意味に「何かできたかも」「ああ〜ごめんよ」と思ってしまうのは、目の前で小さいかわいいのがさらわれた、それに尽きるでしょう。
たまたま目の前で展開されたドラマに反応するのは、たまたま目の前で展開されたドラマだからです。それが自然の摂理だとか言われたって、そんなの関係ない。1匹救うことに何の意味もないとしたら、なおさら摂理なんて関係ない。
かわいくて、はかなくて、かわいそうだった。ごめんよ。