ノワールくん、がんばる
口腔内外のただれが悪化して異臭をふりまき、表面的にはもう腎臓どころでない感じの家庭内野良・ノワールくん。
つい先日の記事とほとんど同じ写真ですが、彼はもともと引きこもりで隠れる場所を常に探しているため、まともに姿の見える写真が撮れるのがこのベッドぐらいなのです。
昨日は点滴のあと、無理やり保定して口の中の洗浄をしました。開けてくれるようなひとじゃないので、綿棒で汚れをとれるだけとって、口の中に無理やり水を流し込んでは拭き取る、という程度でしたけれど。
今日はちゅーる総合栄養食と、介護用の流動食っぽいやつを、かなりしっかり食べてくれました。
もしかしてほんの少しよくなってる? 単に流動食だから食べただけ??
今日も点滴・洗浄を無理やり頑張って(ごめんね)、点滴が1パック終了するので明日また病院に行きます。
仙台の飲み屋街・国分町でまだ子猫のときに保護してから6年。
こちらはきょうだいのベージュくんです。やはり家庭内野良ですが、ごはんのときだけ触れます。
ふたりには女の子の黒猫・リリーちゃんという妹がいましたが、リリーちゃんはノワールくん並みに触れない猫だったにも関わらず、かわいいから、と気に入ってくれた方に引き取られました。
「相変わらず触れないけどコタツの中でのんびりしてる」
という報告をもらったことがあります。ノワールくんみたいな猫をみていると、保護したことが正しかったのかどうか迷うことがあるのですが、リリーちゃんのことを思い出し、やっぱりよかった、と自分を励まします。
まだ6歳。ノワールくん、もう少しがんばろう。