七草すずしろの病院日記
昨日の午後、顔面を怪我したすずしろ。
(怪我の詳細については控えさせていただきますが、誰も悪くないけどしいていえば、油断した世話人がいちばん悪い)
夜になってわたしが残業から帰宅すると、顔が腫れて目が開かなくなっていました。容貌は、奇形のライオンみたいなありさま。
こりゃあかん、と朝イチで病院に行ってきました。
獣医の見立てでは、顔面の骨にヒビが入っている可能性もある、とのこと。
そこは子猫の骨は柔らかいし成長とともに塞がっていくので、先々のことはあまり問題ありません。いままでにも手足とか骨折してた子猫はいろいろいまして、紆余曲折あってもそこそこちゃんと治ったものです。
とはいえ、なまじ骨が柔らかいので逆に、ちょっと間違ったら脳をやられてた可能性もあったかもしれない、と言われて、可能性の話とはいえもうどうにも心穏やかでいられなくなった世話人です。
すぐ処置しなければならなかったのは皮膚のほう。
裂けた部分がズレて、いわば1枚皮だったものが重なってしまっているので、顔面でもあるしこのまま治癒したらまずい、と、縫うことになりました。
麻酔。
子猫だからごくごく軽い麻酔をかけ、ひと針縫って、縫ってみたらもうひと針かな、とか言ってるその10秒程度で麻酔がさめてすずしろは大暴れ、それにもう一回麻酔をかけてもうひと針。ふた針目を縫い終わる頃にはもう立って怒ってたすずしろ。
10日ほどしたら抜糸です。
食欲もあって食べてるし吐いたりしてないし、サークルも自力で出入りするし、脳に損傷はないと思われます。
こちらは帰宅後、自分のしっぽで遊ぶすずしろのしっぽであそぶすずなと、よりそうさんとく。
心臓に悪い事件でした。
すずしろ、痛い思いさせてごめんな。