おねしょ猫
我が家にはいろいろと問題のある猫さんも来ます。
特に困るのが、トイレじゃないところでおしっこするひと。
たとえばこちら、2017年末にうちにきて、2018年4月にもらわれていった、ふわふわゴージャス長毛ハンサム猫、レオきゅん。
ソファでがんばってくれました。
レオきゅんの親戚 ハナクソみずきくんも、いまでもまだときどきソファでおしっこします。だいぶ回数は減りました。
わたしは初めて保護して初めて一緒に暮らしたあんずがおねしょ猫だったので、トイレを覚えないひとに対してはだいぶ知恵をつけたつもりです。
今回はソファの対策方法をご紹介。
こちらが現在の我が家のソファです。完全防備状態です。
下から順に、
1 通常のソファカバー(フルカバータイプ、ソファをひっくりかえさないと装着できない)
2 にんげんのシングルベッド用のおねしょシーツ(ゴムかけタイプ、ソファをひっくりかえさないと装着できない)
3 通常のソファカバー(表だけにかけるタイプ、でかいのでそれなりにめんどくさい)
4 ふわふわ防水シーツ(座面、背もたれ、よくおしっこされるひじの部分と3枚)
2は、最終局面でソファを守るもので、通常はこれの洗濯は想定していません。
3もでかくて装着も洗濯もそこそこめんどくさいので、できれば汚して欲しくない。
しかし猫はおしっこ場を「掘る」ので、おねしょシーツがずらされることもよくあります。それで2なんかを設定しておくわけです。
悪さの回数が頻繁な場合は、4の下に使い捨て防水シーツも敷きます。ペットシーツのでかいのみたいなもので、にんげんの介護用です。最近これの存在を知って、感動しました。ペットシーツはでかくても大きさに限度があり、また高いのですが、にんげんの介護用使い捨てシーツは知る限り最大でシングルベッドサイズまであり、しかもペット用より安い。
ところで我が家でもっとも活躍しているのは、4のふわふわ防水シーツです。本来はにんげんの赤ん坊のオムツ変えのための下敷きのようです。
これの素晴らしいところ:
・これくらいの大きさだと、セットするのも洗うのも干すのもラク
・ふわふわなのでセットしたままにんげんもソファに座ったり寝たりできる
・しっとりして重量感があり、ズレない(通常のおねしょシーツは裏にビニール状のものが張ってあり、滑ってズレる)
・洗濯機で洗って脱水もできる(でかいしっかりした防水シーツは脱水できない)
難点は、辺のところでめくられてしまうところ。でもこれは「洗うのも干すのもラク」と表裏一体なので、それで下にさらに使い捨て防水シーツを敷いたりするわけです。
以上、経験から言うと、
・何重にも防御する
・上の層ほど洗いやすいものをのせる
・最終的にはいろいろ覚悟して諦める
のが肝要です。
ちなみに防水シーツは消耗品です。猫ズが爪たてて穴があくからです。
おねしょ猫と暮らすみなさん。がんばりましょう!