実家2
実家に泊まった最初の晩、プラムは、いつもは私とあんずの上に乗っかって寝るのに、布団の中に入ってきました。慣れない環境で不安になったのか、頭から潜り込んで安心したようです。
左にあんず、右にプラム、2匹の小さい猫にはさまれていびつな川の字。あの心の奥からわき上がってくるような幸せを久々に感じたのはこのときです。そうそう、こんな気持ち、モモといるときにいつも私の中にあったのは。
にんげんの女の人はきっと、自分の子どもを抱くときにこんな幸せを感じるんでしょうね。
プラムはもう、あんずより大きくなりました。
少し前の晴れた日、ふたりして外の雀を気にしている図。仲よく並んでいるわけではなく、平行に一緒にいるだけです。あんずは遊ばない猫なので、プラムのことはうるさいと思っているようです。