雑種の素晴らしき日々   ~村の猫部の村民日記~

主に猫の、保護活動と里親募集を個人で行っています。全員が元保護猫であるうちの猫ずの日常もたまにご紹介します。

カモ2

今朝の4時頃になって、カモは玄関とそこをあがったあたりを徘徊し始めました。

歩けるということはたいした怪我ではないようだ、と安心したものの、新聞紙をガサガサいわせる音が安眠妨害だし、猫たちは寝室と玄関スペースを仕切るドアの前で警戒態勢に入っているし、家の中はちょっとした非常事態です。

起きて居間に猫たちを連れ出す際には、否応なしにカモの前を通過する羽目になりましたが、あんずは見知らぬ生き物にちょっとフレンドリーな(しかしカモには迷惑な)興味を示しました。プラムは私の手の中で暴れて、脱兎のごとく逃げ出しました。


病院で診てもらうと、翼が折れたのはもうずいぶん前で変形したまま治ってしまっており、他にあるのはかすり傷程度です。消毒だけしてもらい、そのまま拾ったあたりの田んぼに放すことにしました。そこは以前カルガモ農法かなんかのカモを見かけたところで、たぶん仕事を持つ身だったんだろうと思ったからです。

カモは昼にはだいぶ元気になって、段ボール箱からは自力で歩いて出ていきました。当たり前のように稲の合間を泳いでいったので、棲み家に帰れてほっとしたことでしょう。
20100402021546