雑種の素晴らしき日々   ~村の猫部の村民日記~

主に猫の、保護活動と里親募集を個人で行っています。全員が元保護猫であるうちの猫ずの日常もたまにご紹介します。

同調

プラムは赤ちゃんでオスなので、本来の猫らしく元気な猫です。おとなしすぎるあんずは、プラムがうちに来てひと月半の頃からすでに勝てません。

ゆうべはあんずの背中についにかみついたので、こっぴどく叱って部屋から締め出しました。心を痛めながらも鬼にしていたら、ドアの向こうであわれな声でなくプラム。
それを聞いてあんずも、心配そうにドアの前に座ります。

あんずは自分が赤ちゃんのときに辛い目に遭ったので、そういう動物には同情というか同調の気持ちが働くのかもしれません(プラムの場合は、母親に棄てられてすぐ(推定)拾ってやったので、辛いというほど辛い目には遭っていないはずだと思われます)。


下の写真は、最後の夜のモモとあんずです。モモはこの後容体が予想外に急変しました。ふたりが寄り添って丸くなるなんて滅多にないことでしたが、今になって思えば、あんずにはわかっていたのかもしれません。
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