雑種の素晴らしき日々   ~村の猫部の村民日記~

主に猫の、保護活動と里親募集を個人で行っています。全員が元保護猫であるうちの猫ずの日常もたまにご紹介します。

転院

獣医が野生を語って自然状態を推奨するなんて、自己否定じゃないでしょうか。

モモは心臓に持病があり、また赤ちゃんの頃に父のトラックに(わざとでなく)はねられて股関節を傷めていたので、デブが悪いことは飼い主の私は重々承知しています。その私がもう何年もモモの食欲と闘ってやっとリズムを掴み、これでよい、と考えていることなのに、吐いて一日元気をなくしているモモを見たこともないくせに、飼い主の苦労も心の痛みも知らずに、もっとエサと体重を減らせと言うわけです。

他にもS先生の病院では、爪切りを頼んだら血を出してしまっただけでなく、爪切り代に止血代までとられたこともありました。去年の夏に具合を悪くしたとき、散々検査したあげく何もわからなかったことは、犬は言葉で自分の症状を喋れないわけですし、特にS先生を責めるつもりはありません。しかし満足な結果が得られない一方で、飼い主の心情を思いやる姿勢が感じられない。前者が否定されるならたとえイケズでもかまいませんが、そのうえモモ本人まで嫌っている病院なので、今度こそ転院するタイミングが来たわけです。


病理検査の簡易結果は、血管肉腫との診断でした。折れた脚はもう治らないので、切断する必要があります。

私は泣きながら車に乗り込み、最初にモモが骨折したときに夜中に診てくれたSペットクリニックへ直行しました。

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