保護2
捕獲のためだけに仙台に赴くこと3回、5夜かかって、やっと捕獲したベージュ(仮名)。
彼女のふたりの黒猫きょうだいを含めた全家族が、意地悪なビルのオーナーの魔手やノミだらけで不衛生な環境から、とりあえず保護されました。
飲屋街から救い出したとたんにゲロって下痢って血便までして、昔のかかりつけに急行。4年ぶりだったけど、先生は私のこともモモのこともあんずのことも覚えてくれていて、もちろん私は会ったとたんに大泣きしました。
あの地域、あの病院に行くと、モモとあんずと3にんで、どうしようもなく貧乏だったけど心の底から幸せだった時代を、感覚として思い出します。
ベージュはとりあえず、重篤な病気ではなさそうです。今はまだビビって、シャーとかあーんとか言ってますが、攻撃はしてこないので、早晩なれるでしょう。