モモが夜の散歩用に新調した「赤いピカピカ」をつけ、いつも通り機嫌よく歩いていた途中、突然ワキャンワキャンとただならぬ悲鳴をあげて飛び上がったのは、1月28日のこと。我々の暮らしと心持ちが大きく変わることになった最初の瞬間でした。
モモは何度も苦しい思いをし、獣医は診断に迷いを見せ、私はどうぶつの人生についてさらなる熟慮と決断を迫られました。心と症状が少し落ち着いた今は、嵐の中の凪のような幸せを感じてもいます。
モモは私にとって特別な犬です。特別すぎるので、自分のためにも整理と準備が必要です。
ここでは我々の日々の中で、飼い主が考えたことを書いていきます。