雑種の素晴らしき日々   ~村の猫部の村民日記~

主に猫の、保護活動と里親募集を個人で行っています。全員が元保護猫であるうちの猫ずの日常もたまにご紹介します。

ダニ

年末は何が大変だったかって、耳ダニです。


こさぶマロンくんが引き連れてきたこの耳ダニ、かつてないほど強烈。
そばかすのように見えるのは耳ダニ由来のハゲです。耳の先っぽにも同じハゲがあり、耳の中が黒く汚れているのが見えます。ほんにんは手足にも山のよーにハゲを持ってました。
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何が強烈かってこの耳ダニたち、2度のレボリューションでも死なず、こさぶの隔離政策を(まあ油断して)終了したあとも悠々と生き延びたのです。
おとな全員にハゲが(ということはその大元の耳ダニが)移ってしまい、病院での診断は、耳ダニの感染により抵抗力が落ちて、常在菌である真菌が活動し出したんだろう、というもの。
耳ダニ専用の薬くさい強い薬をもらってきて、2度に渡って全員に投与しました。なぜ2度かというと、「これをたらせば耳ダニは死ぬ」と言われた薬で、その耳ダニが死ななかったからです。なんつー強いムシだろう。
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薬は直接耳にたらすのですが、ほかはともかく野良さんたちが まー暴れた暴れた。ベージュもノワールも、1か月ほど、食事のときにも近寄ってきませんでした。
当然飼い主も傷だらけになりました。普段は病院で、猫を飼ってるとは思えないほど傷がない、って保定をほめられるのになー。そんなレベルの問題じゃなかった。
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マロンくんはせっかくきれいになったそばかすハゲが少し復活してきて、この正月も耳ダニ薬を投与。いったいどんだけ強力なの。
なんにんかまだ少し耳のふちにハゲの名残のかさぶたがありますが、ほぼきれいになりました。


こんなふうに くっついたりなめたりかじったり遊んだりするから、順々に移っちゃうんだよね。
いやほんと、ありがたい話なんですけど。
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