プラムはダヤンにやさしかったです。
我が家唯一のオスであるこのでっかい猫は、体に支障のあるどうぶつには親切なのです。
こうめもダヤンと遊んでました。
ただ、こうめのほうがでかくなるスピードというか割合がずっと高く、ちょっとハラハラして見てましたが……ダヤンはこうめに押さえつけられぴーぴー泣きながら、いっこうに犬を恐れるようすもなく。
ある朝、ダヤンのブニャーブニャーという声で目が覚めました(彼女は声がちょっと残念なひとでした)。起きてようすを見に茶の間に行くと、こうめがクロネコヤマトのようにダヤンをくわえて、仁王立ちしてました。
こうめ、自分も赤ちゃんのくせに、何がしたかったんだろう。