雑種の素晴らしき日々   ~村の猫部の村民日記~

主に猫の、保護活動と里親募集を個人で行っています。全員が元保護猫であるうちの猫ずの日常もたまにご紹介します。

ごまあんのトライアル

11月も半ばを過ぎました。今年ももう終わりそうです、どうしよう。

以前ボランティアとしていた某愛護団体では、この時期よく滑り込みの譲渡会をしていました。新年を新しい家族のもとで迎えさせてあげたい、が売り文句でした。

七草、顔も性格もかわいいのになあ。里親さんを募集し始めた当初はガセの応募メールが3も4つも来たものですが、以来さっぱりです。なぜなんだろう、と思うのと同時に、めっちゃかわいい仔猫もなかなかもらわれていかない、という報告に、保護界隈の厳しい現状を思い知らされます。

 

 

さて気を取り直して。

昨日、ごまあんをトライアルにお届けしてきました。ごまあんは5、6組の方々からのお申し込みがあったのですが、先住猫さんがいることを第一に、その他いろいろお話を伺って、けっこう遠いところへ行きました。

 

早速おうちの中を探検して、いろいろ興味津々だったごまあん。

イカナ前期にウェットを混ぜてもらって、おもにウェットの部分を、着いてすぐに食べたごまあん。

 

このあと先住さんたちから「シャー」の洗礼を受けたのですが、驚いたのは、うちであんなにたくさんのおにいちゃんおねえちゃんたちとくんずほぐれつ遊んでいたこのひとが、知らないお宅で知らない猫さんにあって、いきなりびびってしまったことです。

 

背中としっぽを丸めて、世話人の足の間に隠れてしまったごまあん。

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このあとこたつの中に引きこもり。

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トライアル2日目の今日はハンストしているそうですが、でも送っていただいたご報告とお写真では、にんげんのご家族にはなついてかわいがられています。

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いろいろな人たちにかわいがってもらったから、ってそれを言ったら、いろいろな猫さんにかわいがってもらったのに……。

 

新しい環境ですから焦りは禁物。

ごまあん、しばらく頑張ってね。